2020年12月20日日曜日

20- “# スガやめろ”がトレンドに 永田町に流れる「4月退陣説」(日刊ゲンダイ)

  ハッシュタグ「#スガやめろ」が、とうとうツイッターでトレンド入りしました。

 支持率下落が止まらない菅首相ですが、国民の怒りは強まるばかりで、ネット上には怒りの声が渦巻いているということです
 自衛隊幹部には16日、<問題を解決しない人はリーダーではない>という、一体アンタがそんなことを言えるのかと思わざるを得ないビデオメッセージを送り、「Go To」をストップせず、その後正月をはさんで中止の方針を決め、国民が塗炭の苦しみに陥っている中で、「ガースーです」とおちゃらけたり、連日平然と超豪華ステーキなどの会食(発足3ヶ月間で延べ150回)、多いときには15人とか8人規模で満喫しているのですから、国民が怒るのも当たり前です(因みに19日のコロナ新規感染者数は2985人/日、死者数は38人/日、累計死者は2892人という惨状にあります)。
 早ければ通常国会終了期の4月退陣もあり得るということです。
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“#スガやめろ”がトレンドに 永田町に流れる「4月退陣説」
                                                    日刊ゲンダイ 2020/12/19
 支持率下落が止まらない菅首相。とうとう「#スガやめろ」が、ツイッターでトレンド入りした。国民の怒りは強まるばかりだ。実際、ネット上には怒りの声が渦巻いている。
<スガも二階も辞めろ><いら立ちMAXだよ国民は 当たり前だ。コロナろくに対応もせず国会から逃げ お仲間で会食!会食!><問題を解決しない人はリーダーではない>
「Go To」をストップせず、ネット動画の対談では「ガースーです」とおちゃらけ、8人という大勢でステーキ会食を満喫しているのだから、国民が怒るのも当たり前である。
 そのうえ、ステーキ会食について素直に謝罪せず、「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と釈明したため、<何か「誤解」したっけ><国民が何を誤解したのか。誤ったのは自分で、国民は「正解」していた>と火に油を注ぐ始末だ。
 さすがに、自民党内からも「政治の局面が変わった」との見方が出始めている。
「菅首相に対する自民党内の空気も変わりはじめています。Go Toの一時停止を決めた時は、党の国土交通部会で『総理の判断でも納得できない』と不満の声が飛んだ。二階派幹部は『勝手なことしやがって』と激怒しています。公然と総理を批判する声はこれまで聞かれなかった。ステーキ会食についても、岸田前政調会長は『自らの行動をしっかり考えていかなければいけない』と批判しています。この先、菅首相が大きなミスをしたら、批判が止まらなくなる可能性があります」(自民党関係者)

 もともと、無派閥の菅首相は党内基盤が弱い。二階派だけが頼りの政権である。しかも、安倍―麻生連合は、菅―二階コンビが我が物顔で振る舞っているのを苦々しく思っているという。もし、内閣支持率が30%台に突入したら「菅降ろし」が勃発してもおかしくない。すでに永田町では「4月退陣説」まで流れ始めている。
「新型コロナの問題は、国民の生命と健康と生活に直結する問題です。それだけに感染拡大が収束しない限り、内閣支持率の下落は止まらないでしょう。来年は総選挙があります。選挙の顔にならないとなったら自民党議員が“菅降ろし”に動いても不思議ではありません。たとえば、来年度予算が成立したタイミングや、通常国会の会期末に“菅退陣”という事態も想定されます」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)
 超短命政権に終わるのか。