2020年12月27日日曜日

「路上のラジオ」主宰者:西谷文和さんからの手紙と資料の紹介 (1)

  「路上のラジオ」(主宰者・西谷文和さん)を支援しているある知人から、12月中旬に送られてきた西谷さんからの「手紙」、西谷さん編著の最新刊:「『安倍、菅、維新。8年間のウソを暴く 路上からの反撃、倍返しだ!』の紹介リーフ」、そして「中村哲さんを追悼しアフガニスタンの今を学ぶ集会の案内」を預かりました。

 もっと早く紹介しなくてはならなかったのですが、12月の例会が時ならぬ豪雪で流れた上に、当方も除雪に忙殺される中で大変遅れてしまいました。深くお詫びします。
                お知らせ(再掲)
    都合により28日、29日は記事の更新が出来ません。ご了承ください。
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Ⅰ 西谷さんからの手紙(青字強調部分は当事務局で行いました)

このたびは多額の募金をありがとうございました。
10月22日から11月3日までアフガニスタンで取材をしておりましたので、お礼の手紙が遅くなってしまいました。ご容赦ください。今回なぜアフガニスタンに入ったのかと言いますと、それは「中村哲さんの偉業を風化させたくないから」です。阪神大震災も311も、私たちはすぐに忘れてしまいます。というか、政府は「忘れてくれるのを待って」います。
「100の診療所より1本の用水路を」。中村さんのかけ声で始まった「緑の大地計画」は全長25キロ超のマルワリード用水路となり、約16500ヘクタール(東京ドーム3500個分)もの砂漠を緑あふれる農地に変えて、約65万人もの命を赦ってきました。「変な戦をするよりね、水で戻してやればいいんですよ。ご覧なさい、あの家もこの集落もみんな難民だったんですよ」。 2010年1月、取材に訪れた私に「武力ではなく、米や小麦で平和を」と訴えた中村さん。10年後、再び現地に立つことができました。死後建てられた記念塔の肖像画。その優しい眼差しはいつまでも用水路を見つめています。中村さんは私たち日本人の誇りです。ウソぼかりつく政府、責任を取らない政府、米国のいいなりになる政府、そんな姿に失望を感じることの多い昨今ですが中村さんの偉業を目の当たりにした人々は、そこに希望を感じるのではないかと思うのです。「日本もなかなかやるやん」と。
この取材の音声は、路上のラジオ第40回目で紹介しております。お時間あればまた間いてやってください。
さて「路上のラジオ」ですが、なんとか1年半継続して発信することができました。安倍政権を打倒したいと思って始めたラジオですが、今はある意味「安倍よりも独裁化した菅政権」になったので、今後も辞めるわけにはいきません
地球温暖化の影響だと思いますが、11月でも夏日になっておりました。しかし12月に入ると、さすがに朝晩はかなり冷え込んでまいります。体温調整の難しい季節です。コロナが収まらない中、今後はインフルエンザにも注意が必要です。ご自愛いただき、今後とも「路上のラジオ」をよろしくお願いいたします。
                         2020年12月  西谷文和

Ⅱ 西谷文和の最新刊発売へ!
  リーフのPDF版を掲示しましたので下記URLをクリックしてください。
https://drive.google.com/file/d/1nDb6CP3VW9ZWpLylkgMCg7WvAl8DfYvK/view?usp=sharing 

  概要は下記の通りです。
  『安倍、菅、維新。8年間のウソを暴く 路上からの反撃、倍返しだ
    巻頭インタビュー 内田樹
    第1章 安倍辞任!8年間のウソを暴く ・・・ 佐高信 小出裕章 宇都宮健児
    第2章 カジノと万博、維新と吉本興業 ・・・ 西谷文和
    第3章 維新と大阪都構想にNO!     ・・・ 平松邦夫 矢野宏
            ●編著 西谷文和 ●判型 A5判ソフトカバー
            ●定価 本体1300円 ●10月初旬発行
【お申込み先】
  ①日本機関紙出版センター FAX 06-6465-1255 TEL06- 6465-1254
  ②イラクの子どもを救う会 EL 06-6170-4757 メール:nishinishi@r3.dion. ne.jp
  ③Amazonまたは書店 

Ⅲ 「中村哲さんを追悼し映像で観るアフガニスタンの今」集会の案内
  リーフのPDF版を掲示しましたので同様に下記URLをクリックしてください。
https://drive.google.com/file/d/1nDb6CP3VW9ZWpLylkgMCg7WvAl8DfYvK/view?usp=sharing 
      はじめに「西谷文和の最新刊発売」が表れるので下にスクロールしてください。

  概要は下記の通りです。(掲示が遅れて大変申し訳ありません)
    2020年12月26日(土)午後2時より エル大阪南館南ホール
    主催:イラクの子供を救う会
 【集会の趣旨】
   今年10月22日から11月3日まで、アフガソに入国し現場を取材してきました。
   昨年12月4日、何者かによる凶弾によって殺害された中村哲さん。現地の人々は
  その死を悼み、その偉業に感謝して「中村パーク」を造り、記念塔を建てていました。
   「100の診療所より1本の用水路を」「人々との信頼関係があること。それが武器よ
  りも何よりも大事」。数々の名言を残し、平和憲法9条の大切さを訴えていた中村さ
  ん。
   私たちは大切な、大切な人を失ってしまいました。その足跡に感謝し、追悼すると
  ともに、アフガンの今を学ぶ集会です。