2020年12月30日水曜日

30- 「日経」「読売」でも 内閣支持率急落続く

 「日経」の調査(2527日実施)では、菅内閣の支持率は11月の前回調査から16ポイント減の42%、不支持は48%で、支持と不支持が初めて逆転しました。
 「読売」の調査(2627日実施)では支持率が16ポイント減の45%になり、9月の発足時74%から29ポイント下落しました
 政府のコロナウイルス対応については、「評価しない」が「日経」で59%「読売」で62%となりました。「読売」で、新型コロナ対応で首相が指導力を「発揮している思わない」は77でした。
 しんぶん赤旗、日経新聞、読売新聞の記事を紹介します。
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内閣支持率急落続く 「日経」「読売」が世論調査
                       しんぶん赤旗 2020年12月29日
 メディアの世論調査で、菅義偉内閣の支持率の急落が続いています。「日経」の調査(25~27日実施)では、菅内閣の支持率は11月の前回調査から16ポイント減の42%、不支持は16ポイント増の48%で、支持と不支持が初めて逆転しました。
 「読売」の調査(26~27日実施)では支持率が16ポイント減の45%に。9月の発足時74%から29ポイントの下落です。
 政府の新型コロナウイルス対応については、「評価しない」が「日経」で59%(「評価する」は33%)、「読売」で62%(同32%)となりました。「読売」で、新型コロナ対応で首相が指導力を「発揮している」が16%なのに対し、「そうは思わない」は77%と、多数を占めました。
 安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の参加費補填(ほてん)の疑惑めぐり、自身の関与を否定した安倍氏の説明について、「納得できない」と答えた人は「読売」で76%(「納得できる」は17%)、「日経」で74%(同14%)に上りました。


内閣支持率42%に急落 コロナ対策「評価せず」59% 本社世論調査
                        日経新聞 2020年12月27日
日本経済新聞社とテレビ東京は25~27日に世論調査を実施した。菅義偉内閣の支持率は42%で11月の前回調査から16ポイント低下した。不支持率は16ポイント上昇の48%となり、支持率を逆転した。政府の新型コロナウイルス対応を「評価しない」割合は59%と11ポイント上がった。
内閣支持率が不支持率を下回るのは菅義偉政権が発足した9月以降で初めて。支持率の下落幅としては菅直人政権だった2010年10月以‥‥
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菅内閣の支持率45%、16ポイント減…読売世論調査
                           読売新聞 2020/12/27
 読売新聞社が26~27日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は45%となり、前回(今月4~6日調査)の61%から16ポイント下落した。不支持率は43%(前回27%)に上昇した。
 支持率は、9月の内閣発足直後の74%から3か月余りで29ポイント下落した。読売新聞社が毎月の全国世論調査を開始した1978年3月以降の歴代内閣で、発足直後の調査から3か月後の下落幅を比較すると、今回の菅内閣は麻生内閣と並んで最も大きかった。


「桜」前夜祭巡る安倍前首相の説明「納得できず」76%…読売世論調査
                           読売新聞 2020/12/27
 読売新聞社が26~27日に実施した全国世論調査で、安倍前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の費用補填ほてんを巡る政治資金規正法違反事件で、関与を否定した安倍氏の説明に「納得できない」と答えた人は76%に達した。
 自民党の吉川貴盛・元農相(議員辞職)が鶏卵業者から現金を受け取っていた疑いなど、相次ぐ「政治とカネ」の問題が、菅内閣の今後の政権運営に「影響がある」との回答は74%に上った。