2020年12月8日火曜日

JNN(TBS)でも内閣支持率11・5ポイント急落 55・3%に

 JNN(TBS)が行った世論調査では、菅内閣の支持率は先月より11・5ポイント下落し、55・3%となりました。この下げ幅は1312月調査以来7年ぶりということです。
 共同通信、日テレ・読売の調査結果と比較すると下表のとおりです。

                      3社 内閣支持率 一覧表

 

 

共同通信

日テレ・読売

TBS

 

内閣支持率

50.3%

61%

55.3%

 

同上下げ幅

12.7ポイント

8ポイント

11.5ポイント

 政府が感染防止と経済活動、どちらを優先した政策をとるべきか聞いたところ、「どちらかといえば」をあわせると「感染防止」と答えた人が71%に達しています(同じ問いに対して共同通信は76%)
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JNN世論調査、内閣支持率11.5ポイント急落
                       TBSニュース 2020年12月7日
 最新のJNNの世論調査で、菅内閣の支持率は先月より11.5ポイント下落し、55.3%となりました。
 菅内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より11.5ポイント減って55.3%でした。一方、支持できないという人は12.9ポイント増加し、41.1%でした。調査方法が異なるため単純に比較はできませんが、これは2013年12月調査以来7年ぶりの支持率の下げ幅となります。

 新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組みについて聞いたところ、「評価する」は39%、「評価しない」は49%と「評価しない」が上回りました。
 GoToトラベルキャンペーンをめぐり、政府は感染拡大地域を目的地とする旅行を除外するなどの見直しを決めましたが、この方針を「妥当だと思う」人は68%にのぼりました。一方、政府は現時点では再度の緊急事態宣言を出す状況にはないとしていますが、この認識を「支持する」人は37%、「支持しない」は53%でした。
 政府が感染防止と経済活動、どちらを優先した政策をとるべきか聞いたところ、「どちらかといえば」をあわせると「感染防止」と答えた人が71%に達しています。

 新型コロナのワクチンについて聞きました。政府は国が全額負担したうえで来年前半までに全国民に行き渡るようにするとしていますが、こうしたワクチンを「接種したい」と答えた人は52%、「接種したくない」人は37%でした。
「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、安倍事務所が費用の一部を補填した疑いが出ていますが、これまでの安倍前総理の説明に「納得できる」と答えた人は10%にとどまり、「納得できない」が76%にのぼりました。また、この問題に関して菅総理に「説明責任がある」と答えた人は54%、「説明責任はない」と答えた人は37%でした。