2015年5月18日月曜日

2015年度「湯沢平和の輪」総会アピール

 17日、2015年「湯沢平和の輪」の第10回目の総会が開かれました。
 その中でもしも今国会で戦争法案が成立してしまえば、憲法9条の事実上の改憲が行われることになるという、極めて緊迫した情勢であることが確認されました。
 
 総会で下記のアピールが採択されました。
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力を合わせて戦争に道を開く暴挙を食い止め
  憲法が指し示す平和の道を歩み続けましょう!
 
「政府の行為によって再び戦争の惨禍」が・・・
 昨年7月1日、安倍内閣は国民の声を聞くことはもとより、国会にさえかけずに憲法9条の解釈を変更し、日本が攻撃されなくとも自衛隊を海外に出し、戦闘地域にまで入って他国軍を支援できるとする、集団的自衛権行使容認の閣議決定を行いました。そして今、この閣議決定を具体化するための法整備を急いでいます。  「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起る危険が私たちの背中に迫ってきています。
 
「この道はいつか来た道」
 「今の状況は、の大戦前の状況にとてもよく似ていて怖いと戦争を体験された80代以上の皆さんが心配され、学者や文化人の方々も折に触れて警告を発しておられます。私たちは歴史に学び、教訓をきちんと汲み取って生かさなければなりません。「この道はいつか来た道」  戦争に道を開く暴挙を黙って見過ごしていたら大変です。子どもや孫たちに、平和な日本を手渡すことができません。
 
「戦争立法」ノーの声をさらに大きく
 戦後70年、9条を持つ日本国憲法のもと、私たちは平和の道を歩み続けて
きました。「70年もの間、戦争で一人も殺し殺されることなくきたことは稀有なこと」と世界的に高く評価されています。この国の主権者は私たち国民です。
戦争するための法整備(「戦争立法」)ノーの声をさらに大きくして、戦争への流れを押し止め、押し返して、憲法が指し示す平和の道をしっかりと歩み続けていきましょう。
 
                           2015年5月17日
湯の町湯沢平和の輪2 0 1 5年度総会