どんなに批判されようとも、政府は、分科会にも相談せずに3日、各自治体に出した「中等症まで自宅待機に」という趣旨の通達を撤回しようとしません。
そうなれば各自治体はそれを実行しなくてはなりません。米国やインド、インドネシアなどで起きている膨大な死者の発生が日本でも起きることになります。
「何も分かっていない人間」によるこうした方針・通達を、どんなに批判されようとも貫徹するというのが菅首相の特徴です。ただただ呆れる話ですが、取り分けこの件に関しては菅首相とそれに同調している小池都知事はその地位を去るべきです。即刻辞任すべきです。
この件に関する「まるこ姫の独り言」と「くろねこの短語」のブログを紹介します。
くろねこの短語の末尾のツイッター2通で紹介されている動画は僅か1分程度の短いものです。3日夜のNステで行われた、インターパーク倉持呼吸器内科クリニックの倉持医師の怒りの発言を紹介していますので是非ご視聴下さい。
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専門家にも相談せず勝手に「中等症は自宅待機」に大転換した菅
まるこ姫の独り言 2021.08.04
どうかしている。
菅は言ってみれば医者でもないし専門家でもないのに、コロナの専門家集団の分科会に一切の相談もせず、「中等症まで自宅待機」と勝手に大転換を図ったようだ。
誰もがビックリするような大変な話をそんなに簡単に変えていいのか。
尾身氏「事前に相談なかった」 自宅療養原則への政府方針転換で |
早速、尾身にバラされている。
専門家と一度も議論したことがないのに、コロナに感染した人で中等症の人は、私たちが考えている以上に呼吸が苦しいと言われているのに、勝手に自宅待機に変更してしまった政府。
自宅待機に大転換して、誰が苦しい人を管理するのか。
知らぬ間に、「中等症」でも軽い・重いに変えているが、どうやって誰が軽いか重いの判断をするのか。
コロナの場合、あっという間に症状が激変すると言われているが、1人暮らしの場合、誰に縋ればいいのか。
夜中は不安でたまらないだろう。
しかも菅の場合、記者会見をすれば尾身会長を横に置いて、不安な様子で尾身の助けを求める場合が多い。
尾身会長もいい迷惑だ。
都合の良いときは専門家を利用し会見に帯同させ、反対されると分かっている案件は専門家を除外して素人の政府だけで勝手に決める。
菅は、いつも「専門家のご意見を伺いながら」と言って来たが、肝心な時に外す。
こんないい加減なことがあっていいのか。
いい加減なことばかりやってきたから、国民から信頼されないのと違うのか。
私の周りでも菅を評価する人など誰一人見た事がない。
そもそも、菅は想像以上の鈍感力の持ち主だから、自分は自民党総裁、総理にふさわしい人物と思っているのかもしれない。
そうでなければ、総裁選に色気を示すわけがない。
二階の爺さんも、総裁選、菅支持を打ち出しているし、この二人は老々介護か?(笑)
老人二人は蜜月かも知れないが、国民はめちゃくちゃ迷惑。
この二人に居座られたら国が沈没する。
いい加減、自分達の無能を悟って潔く議員辞職をしたらどうか。
「菅総理と小池都知事の言っている事は、『国民には全うな医療体制は供給しませんよ』というメッセージ」「こういう人たちに国を任せていたら、国民の命は守れません。二人とも至急お辞めになった方がいい」(倉持仁医師)・・・
ごもっとも!!
くろねこの短語 2021年8月 4日
顔も頭も貧相なカス総理の「中等症のうち重症化のリスクの低い人は自宅療養」というコロナ敗北宣言は大きな反響を呼んだようだ。「自宅療養」とは「自宅放置」のすり替えで、棄民政策と言っても過言ではないんだから、そりゃあ異論反論が渦まくのは至極当然なんだね。
そもそも、方針転換を表明した後で、医師会に協力を要請するってのは順番が逆だろう。万が一自宅で重症化したらすぐにも入院できる仕組みを医師会と議論した上で、これならとなってはじめて方針転換が意味あるものになっていく。ようするに、ここでも思い付きというか、フラッシュアイデアみたいものに深く考察することなく飛びついちゃうという悪癖が出ちゃったんだね。
・「病床逼迫しない」から自宅療養拡大へ急転換 見通し甘い政府 野党「首相自ら医療崩壊認めた」と批判
ま、それほどまでにこの国の医療崩壊が深刻ってことなんだろうけど、そんなポンコツ政権に医師という立場から歯に衣着せぬコメントで異を唱えてきたのがインターパーク倉持呼吸器内科クリニックの倉持医師だ。その倉本医師が昨日のTBS『Nスタ』でついに堪忍袋の緒を切りました。曰く、
「菅総理と小池都知事の言っている事は、医療従事者からしてみれば滅茶苦茶で、『国民には全うな医療体制は供給しませんよ』というメッセージですから、こういう人たちに国を任せていたら、国民の命は守れませんから、二人とも至急お辞めになった方がいいと思いますね」
いやあ、これをライブで聞いた時は、実に胸がすく思いがしたものです。それに引き換え、情けなかったのは同じくコメンテーターとして出演していた元朝日新聞の星君だ。倉持医師の発言になんとも言えない冷ややかな笑いを浮かべた横顔が一瞬映し出されてしまいました。本来なら、ジャーナリストなんだから星君が言うべきことなんだよね。
このところ、倉持医師の発言がどんどん過激になっていて、それはとても歓迎すべきことなんだけど、そのことで言われなきバッシングを受けないか心配な今日この頃なのだ。なんてったって、この国のジャーナリズムはほとんど死にかけてますからね。
(ツイッター)
Ryota @ggzhmru2 5:49 PM Aug 3, 2021
Nスタ、中等症では入院できない?怒り心頭、倉持先生「抗体カクテル療法は軽症者の重症化を防ぐためのもので、入院しないと投与できない。言ってることが無茶苦茶。(菅と小池の)二人は国民にまっとうな医療は供給しないと言っている。彼らに国を任せていては国民の命は守れない。至急やめるべきだ」
動画アドレス https://twitter.com/i/status/1422479791819681797
南 彰 / MINAMI Akira @MINAMIAKIRA55 9:19 PM Aug 3, 2021
菅首相が打ち出した「中等症でも自宅療養」という入院制限策。
・「自宅でコロナ患者を含め診療する体制はほとんどない。全く無責任だし、非常におそろしい」
・「『国民皆保険を放棄しますよ』『医療供給は十分にはしませんよ』というメッセージととらえるしかない」(倉持仁医師)
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Choose Life Project@ChooselifePj
「政府は、五輪と感染拡大防止を同時にやろうとして収拾がつかなくなり、ケツをまくって逃げた」
政府は昨日、これまで原則入院としていた中等症患者の一部について、自宅療養にする事を決めました。多くの患者が治療を受ける機会を失いかねない中、コロナ治療にあたってきた倉持仁医師は
動画アドレス https://twitter.com/i/status/1422524501078671360
(後 略)