2021年10月14日木曜日

岸田内閣 大半が「靖国」派 改憲右翼議連に17人

 自民党籍の岸田内閣の新閣僚計20人中17人が「日本会議国会議員懇談会」「神道政治連盟国会議員懇談会」に所属していることが分かりました。前者は「日本会議」と、後者は「神道政治連盟」とそれぞれ一体の議連であり、本体の理念を国政に反映するための組織です。
 添付の表で明らかなように日本会議系は全員が神道政治連盟系にも所属しています(その逆には3件の例外があります)。両組織ともかつての大東亜戦争を聖戦であったとして肯定・美化し、憲法改正や天皇・首相の靖国公式参拝を求める一方、男女平等や選択的夫婦別姓制度の導入には断固反対の立場です。
 靖国神社は、かつて兵士たちを「死んで帰れ」と鼓舞する際に欠かすことに出来ない神社でした。
 しんぶん赤旗が報じました。
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岸田内閣 大半が「靖国」派 改憲右翼議連に17
                       しんぶん赤旗 2021年10月13日
 4日発足した岸田新内閣のうち、岸田文雄首相ら自民党籍の閣僚計20人中17人が「靖国」派改憲・右翼団体と一体の二つの議員連盟のうちのいずれかに加盟してきたことが、本紙調査で明らかになりました。岸田内閣は、歴史修正主義にもとづく改憲・右翼政治推進の役割でも、「安倍・菅直系」です。
 閣僚らが加盟する「日本会議国会議員懇談会」と「神道政治連盟(神政連)国会議員懇談会」は、それぞれ改憲右翼団体の「日本会議」、「神道政治連盟」と一体の議連。両団体とも、日本の過去の侵略戦争を「自存自衛」「アジア解放」の“正義の戦争”として肯定・美化してきた靖国神社と同じ立場から、「憲法改正」や、天皇・首相の靖国公式参拝を求めるなど、戦前への回帰を志向。ジェンダー平等や選択的夫婦別姓制度の導入には断固反対の立場です。
 岸田首相も両議連に加盟し、同党総裁選でも同党の改憲4項目を実現すると表明。日本外国特派員協会での記者会見(9月13日)では、靖国神社参拝について、「国のため尊い命をささげた方々に尊崇の念を示すことが政治家にとって大切な姿勢だ」と発言。同24日の討論会でも「時期、状況を考えた上で、参拝を考えたい」と表明しています。
 主要閣僚では、萩生田光一経済産業相が日本会議国会議員懇談会の政策審議副会長を、岸田氏は副幹事長を務めています。また、初入閣の末松信介文科相と古川禎久法相は、副幹事長と幹事をそれぞれ務めています。

岸田文雄内閣の靖国派改憲右翼団体系議連加盟状況
   自民党所属閣僚のみ ●=加盟


※1=「日本会議国会議員懇談会」 

※2=「神道政治連盟国会議員懇談会」

加盟状況や役職は本紙入手の両議連の名簿や日本会議の機関誌から。名簿登載後の入退会などは反映していない。