2019年11月24日日曜日

政府提出の推薦名簿 6割黒塗り 功績者の名前を隠す理由とは!

 内閣府は「桜を見る会」招待者18000人のうち、各府省庁などに残っていたとする推薦者名簿4000人分を国会に提出しましたが、その6割が黒く塗りつぶされていて、氏名役職が公開されたのは各府省庁の事務次官や局長といった幹部公務員などだけでした。
 立憲民主党の蓮舫参院幹事長は「なぜ『政府推薦枠』だけがきれいに速やかに廃棄されているのか。疑惑は深まった」と述べました。
 また内閣府・内閣官房名簿情報を警備当局と共有していなかったことも判明し、政府会の開催費増加の理由に警備強化を挙げたのも虚偽であったこと明らかになりました。
 国民民主党の原口一博国対委員長は「皇室や各国の大使もお見えになる。警察庁を通して人的なふるい分けをしないのは危険だ」と批判しました。

 この名簿提出にかかわる醜態も、「隠蔽の安倍政権」を象徴するものです。「まるこ姫の独り言」と「くろねこの単語」(太字青字強調は原文のまま)の怒りのブログを紹介します。
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「政府提出の推薦名簿、6割黒塗り」

国に貢献・功労のあった人を隠す変な政権

まるこ姫の独り言 2019.11.23
初めに言って置く。
安倍支持者やネトウヨたちは、「いつまでこの問題を長引かせるのか、大事な重要案件が山積みなのに」を合言葉に「桜を見る会」を追及する野党に誹謗中傷して来たが、税金を使った「桜を見る会」を主宰して来た安倍首相側がすべての名簿を出し、「前夜祭」を主催した安倍事務所がホテルニューオータニとの交渉記録をすべて出し、その内容を事細かく説明すれば、ほとんど解決したも同然だ。
出さないから長引くのであって、長引かせているのは安倍首相側だ。。
苦情を言うのなら安倍首相に行ってくれ。
本当にどうしようもない悪辣な政権だ。
国民の貴重な財産でもある公文書でも平気で改ざん・ねつ造するし、挙句の果ては廃棄・破棄。
こんな事ばかりやっていて後世の歴史に耐えられるのか。
今さえ良ければの人間の集団のやることは、今までの常識、モラルの破壊ばかり。
これが若い人たちの言う「革新」だとしたら、どれだけ日本語を知らないのかがよくわかる。
「桜を見る会」を野党に突っ込まれたら安倍も菅も支離滅裂の言い訳ばかりしてきたが、ようやく名簿を提出する運びとなった。
が、これが本当に驚くような内容だった。

         11/22(金) 18:03配信  共同通信
政府は22日、今年4月に開催された首相主催の「桜を見る会」の招待者に関し、各府省庁が作成した推薦名簿3954人分を参院予算委員会の理事懇談会に提出した。約6割は黒塗りで、氏名や肩書は不明。安倍晋三首相ら政治枠の名簿は、廃棄済みとして公表されなかった。野党は、首相らが関係した名簿だけが廃棄される不自然さが一層際立ったとして、引き続き追及する方針だ。
>人数の内訳は外務省が各国の駐日大使などを含む891人、内閣府584人、文部科学省546人など。「公務員」「功績者」「特別」などに分類され、氏名と役職の記載欄があった。功績者は大半が、特別は全てが伏せられていた。
もう、絶句するしかない。
この名簿の「特別枠」の中身を見たらトンでもない人間が含まれているのだろう。
しかも安倍首相の政治枠は、嘘か本当か知らないが廃棄済みだと。
なんで1年もたっていないのに廃棄するのか、それも共産党議員が情報公開を請求した途端の廃棄だから、公開されたらヤバい、凄い人物ばかりなんだろう
なにもやましいところが無ければ、廃棄する筈がない。
名簿制作だってお金がかかっているし、次年度、重複したら困る事でもあり、大切なデータだ。
それを突如の破棄は、誰が考えても良い想像はしない。
一説によると、反社会の人も混じっていると言われているが、安倍首相の進退を守るために個人情報を守って貰え、お互いにウインウインと言う事か。
しかし、国に貢献・功労があった人を招待したはずなのに、なぜ黒塗りにするのか。
名誉がある事なのに、隠す必要がどこにあるのか。。
全ての元凶は、自民党枠とか安倍首相枠とか、私人の昭恵枠があるからなんだろう。
まるで、税金を使って自民党の大会かもしくは自民党パーティのような事が平然と行われていた。
共産党の質疑が無かったら、安倍政権が続く限り行われていた事だけは確かだ。
しかも年々予算を増やして。


「桜を見る会」の黒塗り名簿が物語るペテン総理の腹黒さ!! 
「功績者」の名前を隠す理由とは・・・!!
くろねこの短語 2019年11月23日
 「桜を見る会」に半グレやヤクザが参加していたことを、顔も頭も貧相な官房長官・ガースが認めたってね。さらに、内閣官房がまとめた招待者名簿を警護当局と共有していなかったことも判明。「桜を見る会」の開催経費がウナギ上りになったのは「警備強化のため」としたこれまでの答弁は虚偽の疑いも出てきちまいました。

 で、警備当局と共有していなかったという招待者名簿が、野党の追及に堪えきれなくなったのか、内閣府から渋々公開されたと思ったら、なんとおよそ4000人分の名簿のうち、6割が黒塗りだったってね。この名簿は、「公務員」「功績者」「特別」などに分類されているそうで、「功績者は大半が、特別は全てが伏せられていた」んだとか。

 そもそも、「桜を見る会」は、各界の功労者をねぎらうためのもので、そのひとたちの氏名や職業を公表して大いに称えこそすれ、けっして個人情報だなんて理由で隠蔽するものではない。さらに、すべて黒塗りの「特別」なんて枠も怪しいものだ。半グレやヤクザなんていうのが紛れ込んでいるのが発覚する危険があるから隠さざるを得ないんじゃないの・・・なんて妄想も湧いてこようというものだ。


 それにしても、こんな黒塗りの名簿提出すれば、それだけ疑惑が深まるだろうということに、なんで官僚は思いが至らないのかねえ。それとも、疑惑が深まることを期待して、わざと怪しげな名簿を出してきたのか。そうだとしたら、官僚の反乱が始まったということになるんだが、果してどうなんでしょう。ただの阿呆だったりして・・・。

 黒塗りとはいえ、ほぼ4000人分の名簿はあったわけで、てことは廃棄されたのは初老の小学生・ペテン総理や自民党などの推薦分だけってことになる。おそらく、後援会のメンバーの名前がズラっと並んでたりするんじゃないのか。どんな理由にせよ、廃棄したってことは、とうてい世間に公開できるような代物ではないということを証明したようなもので、「桜を見る会」にまつわる疑惑は、底なし沼状態に突入したってことだ。



 最後に、ペテン総理と私人の嫁はゲストとして「桜を見る会前夜祭」に出席した、というガースの言い訳なんだが、郷原弁護士が「ゲストであっても支払いがなければ無銭飲食」とツイートしているのには笑えた。「総理大臣夫妻、無銭飲食で逮捕!」の新聞見出しが、一瞬頭をよぎったのだった。