2022年9月8日木曜日

08- 紀藤弁護士に旧統一教会から脅迫状と抗議文が?(日刊ゲンダイ)

  被害者の救済に取り組んでいる「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(全国弁連)の紀藤正樹弁護士のもとに今月2日と5日、脅迫状めいたハガキが届きました。5日、紀藤弁護士がツイッターでその一部を公開しました

 差出人の名義は2日の分は「思想研究会一同」5日の分は「アフリカ支援の会自由党普及会」になっていますが、いずれも同一の筆跡で掛川市の消印になっているということです。
 日刊ゲンダイが統一教会に見解を質したところ、「うちとは全然関係のない団体です。旧統一教会をかたっている可能性は大です」との回答だったとのことですが。
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紀藤弁護士に旧統一教会から脅迫状と抗議文が? 詳細を本人に聞いた、そして教団の見解は
                           日刊ゲンダイ 022/09/07
<紀藤君 君は何十年も旧統一教会を食いものにしてめしを食って来たね。今回もテレビで見ました。君の身体の細胞が死んでいる 気をつけたまえ!!>
 30年以上にわたって旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題を追及し、被害者の救済に取り組んでいる「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(全国弁連)の紀藤正樹弁護士のもとに今月2日、脅迫状めいたハガキが届いた。5日、紀藤弁護士がツイッターで公開した。ハガキの差出人は「思想研究会一同」となっていた
 紀藤弁護士はツイッターで《8月31日消印で9月2日先週金曜日に届いたものですが、やはり脅迫状というものなんでしょうね。カルト問題の救済現場の実態について、ご理解をいただきたいと思いますので公開します。“めしを食って来た”と書いていますがありえないです。調査費用など身銭を切ってきた身としては本当に悲しいことです》とつづった。

 6日、あらためて紀藤弁護士に話を聞いた。
 「同じ筆跡で消印が掛川市の手紙が3通届いています。5日に届いたのが『アフリカ支援の会』と『自由党普及会』という差出人からです。内容は思想研究会とは違い、抗議書のようになっていた。ツイッターに公開したのは、統一教会の信者からの手紙と判断したからです。なぜかというと、『身体の細胞が死んでいる』という表現です。統一教会の教えでは、人間には魂である『霊人体』と『肉体』があり、霊人体がきれいならいいとされています。『細胞が死んでいる』という言い方から、すぐに霊人体を思い浮かべました。これだけ問題になっている時期に、こういう事を書いてくるのは統一教会員以外、考えにくいですから」

信者は紀藤氏を「サタン中のサタン」と
 紀藤弁護士は旧統一教会の信者から「サタン中のサタン」と呼ばれているというから、相当、警戒されているのだろう。世界平和統一家庭連合に脅迫状について、見解を聞いた
「思想研究会という団体に心当たり? うちとは全然関係のない団体です。旧統一教会をかたっている可能性は大です。愉快犯である可能性はありますね。信者がそういう手紙を出すことはないと思っています。教団内部では紀藤弁護士を『サタンの中のサタン』と呼んでいる? 聞いたことはありません」(広報担当)
 全国弁連所属の弁護士たちは、これまで無言電話や飲食店の「偽注文」、誹謗中傷ビラの配布、尾行など、数々の嫌がらせや脅迫を受け、常に身の危険を感じてきた。



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