2022年9月12日月曜日

「国葬」違憲 中止求める 各地で宣伝・つどい(しんぶん赤旗)

 安倍元首相の「国葬」中止を訴えるスタンディング宣伝が各地で行われています。
 9日、福島市の中心街高松市内の商店街でスタンディングが(高松では国葬中止を求める署名も)行われました。
 しんぶん赤旗の記事を紹介します。
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「国葬」違憲 中止求める 各地で宣伝・つどい
                       しんぶん赤旗 2022年9月11日
「物価高で大変なのに」
福島スタンディング
 安倍元首相の「国葬」は憲法違反として中止を訴えるスタンディング宣伝が9日、福島市の中心街で行われました。県革新懇や県労連など23団体の呼びかけに応え、約150人が参加しました。
 交差点の角かどで、「『国葬』反対 自民党と統一協会の問題を明らかに」「『国葬』に税金を使うより消費税を減税しろ」と書いたプラスターを掲げ、参加者が立ちました。
 県革新懇の佐藤政男代表委員は「安倍元首相は反社会的集団の統一協会と深い関係があった人物。福島との関係でも、原発はコントロールされ、汚染水は完全にブロックされていると東京五輪をごり押しした人です。『国葬』を絶対認めるわけにはいきません」と怒りを込めました。
 県商連の斎藤朝興副会長は「物価高騰が続く中、必要なのは消費税5%への減税。国葬のカネがあるなら業者・県民に回すべきだ」と語気を強めました。

 行動に参加した日本共産党の岩渕友参院議員は、国会閉会中審査を報告しました。
 帰宅途中の市民の関心が高く、「中止の声が多いのは当然のことだ」と言う男性も。
 女性は「思想・信条の自由があり、国をあげた国葬は憲法とは相いれない」と話しました。

(写真)「国葬」中止を訴える参加者。右端は岩渕参院議員=9日、福島市

「私の税金 使わないで」

高松の商店街
 安倍晋三元首相の「国葬」実施に反対する市民有志が9日、高松市内の商店街でスタンディング宣伝を行い、「法的根拠も国民理解もありません」「安倍さんの死を政治利用しないで」などと書かれたプラカードをかかげて通行人にアピールし、国葬中止を求める署名への協力も呼びかけました。
 署名をした女性(40代)は、宣伝を見て「すばらしい」とつぶやき、「私は投票で自民党に入れたことは一度もない。国葬に私の税金を使ってほしくない」と話しました。
 日本共産党香川県委員会の中谷浩一委員長、秋山時貞党県議、党市議団も参加しました。


(写真)商店街で国葬反対の意思をアピールする市民有志=9日、高松市