2022年12月21日水曜日

戦争国家ノー 全国で抗議 「19日行動」に1100人 東京

 19日には反戦の「19日行動」が全国各地で取り組まれました。東京では、衆院第2議員会館前1100人が集まり「軍拡反対!」のプラカード掲げられ、「米国の言いなりに大軍拡へ突き進む岸田政権が許せない」などの抗議の声が上がりました。
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戦争国家ノー 全国で抗議 大軍拡・大増税・改憲反対 共同さらに
総がかり「19日行動」1100人 東京
                      しんぶん赤旗 2022年12月20日
 岸田政権が、敵基地攻撃能力などを盛り込んだ安保3文書を閣議決定したことに対する怒りが全国に広がっています。19日も、全国各地で抗議行動が取り組まれ、「大軍拡、大増税、改憲を勝手に決めるな」「支持率も急落している岸田政権を打倒しよう」と声をあげました。行動は、戦争法の廃止などを求めて毎月継続している「19日行動」です。



(写真)軍拡の道を許すな、改憲反対と抗議する人たち=19日、衆院第2議員会館前





 東京では、衆院第2議員会館前を中心に総がかり行動実行委員会などが抗議を実施し、1100人(主催者発表)が集まりました。「軍拡反対!」のプラカードを掲げた東京都多摩市の女性(74)は、米国の言いなりに大軍拡へ突き進む岸田政権が許せないと述べ、「全国で反対する声をあげ続けたい」と話しました。

 主催者を代表して、憲法共同センターの小畑雅子共同代表(全労連議長)があいさつし、国民の命と暮らしよりも大軍拡に多額の税金を使おうとしている岸田政権を批判。「私たちが未来の子どもたちに手渡したいのは、こんな未来ではありません。改憲、大軍拡に反対する共同をさらに広げていこう」と訴えました。

 日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員が訴え、参院会派「沖縄の風」のメッセージが紹介されました。
 共産党の山添拓参院議員は、専守防衛を投げ捨てる中身はもちろん、国民的な議論すらなく安保3文書の閣議決定を強行したことは絶対に許されないと指摘。「閣議決定の撤回を求める声を一緒にあげていきましょう」と呼びかけました。