テレビ朝日は23日、トランプ大統領が中国や日本などへ貿易制裁を決めたことに関して、次のように報じました。
トランプ大統領は中国への貿易制裁を決定した席で、安倍総理の名前を挙げ、日本についても貿易問題への不満をあらわにしました。大統領は安倍総理大臣も「アメリカを出し抜いて笑っている」と不満を述べました。
トランプ大統領:「私の友人の安倍総理と話をすると総理は“ほほ笑んでいる”」
トランプ大統領:「(安倍総理の笑みは)『こんなに長い間、米国を(貿易で)出し抜けたなんて信じられない』という笑みだ」
トランプ大統領:「こうした時代は終わった」
安倍首相の追従笑いを「出し抜いたと思ってる笑いだ」と評されては、さすがに安倍氏も立つ瀬がありません。
トランプ大統領は、安全保障上重要な関係があるとして、カナダやメキシコ、EU=ヨーロッパ連合、オーストラリア、韓国、アルゼンチン、ブラジルの7つの国と地域については、高関税の適用を見送ると発表しましたが、日本については「米国を利用してきた時代は終わりだ」として、中国と同様に即時適用の厳しい姿勢を示しました。
安倍首相はトランプ氏が大統領に就任する前にいち早くトランプタワーに駆け付けただけでなく、大統領に言われるがままに、気前よく米国に51兆円もの投資をしました※。それはわずか1年前のことです。
その結果がこれでは踏んだり蹴ったりですが、所詮トランプ氏と安倍氏の間柄というのはその程度のものだったのです。それをさも親密な間柄であるかのごとくに吹聴したのがそもそもの間違いでした。
それにしても安倍首相に外交手腕があるとネトウヨなどが評価しているというのには驚かされます。外交上何か成果があったのでしょうか。
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安保上、重要な国でない? トランプにコケにされた安倍!
半歩前へ 2018年3月23日
▼安保上、重要な国でない?トランプにコケにされた安倍晋三!
トランプ政権は23日、鉄鋼製品などへの異例の輸入制限措置を発動。EU(ヨーロッパ連合)はじめ7つの国と地域を除外した一方で、日本は制裁対象に含まれた。
安全保障上、重要な関係があるとしてトランプは、カナダやメキシコ、EU=ヨーロッパ連合、オーストラリア、韓国、アルゼンチン、ブラジルの7つの国と地域については、5月1日まで関税の適用を除外すると発表。日本については、「米国を利用してきた時代は終わりだ」と強調、厳しい姿勢を示した。
米国の鉄鋼製品輸入に占める日本の割合は2%に過ぎない。対象から外された7つの国と地域は日本より輸出上位のところばかりだ。対象から外した理由が「米国との安全保障上、重要な関係」だからという。日本は重要ではないのか?
安倍晋三は、何のために米国に尻尾を振っていたのだ?集団自衛権の行使を含む戦争法や、武器輸出禁止の3原則の撤廃は、米国のご機嫌をうかがうためだったのではないか?
米つきバッタのようにペコペコ頭を下げるだけでは相手に軽く見られる。コケにされた日本はいい面の皮だ。
またまた、無能ぶりをさらした安倍晋三は即刻退陣しろ。日本の恥さらし。
安倍首相が北朝鮮問題に続き外交で大失態! ご主人様のトランプから
「安倍はほくそ笑んでいるが、そんな日々はもう終わりだ」
LITERA 2018年3月24日
森友問題でいよいよ窮地に追い込まれた安倍政権だが、こういう状況になると安倍応援団メディアが必死になってアピールするのが、安倍首相の外交手腕だ。今回も「外交はやはり安倍さん以外に任せられる人がいない」「得意の外交で危機を打開できるはず」などと、必死でアピールし続けている。
しかし、この外交手腕とやらも、実はまったくの嘘っぱちであることがここにきて次々とバレ始めている。そのひとつが、23日、米トランプ政権による鉄鋼とアルミニウムの輸入制限だろう。これは、鉄鋼に25パーセント、アルミニウムに10パーセントの高い関税をかけるもの。適用除外を求める日本の要求をトランプが認めず、中国など非友好国と一緒の高関税措置を発動したのである。EU加盟国をはじめ、カナダ、韓国、オーストラリアなど他の同盟国・友好国はもちろん、トランプが移民問題などで攻撃を繰り返してきたメキシコも適用を見送られたにもかかわらずだ。
しかも、これには明らかに、トランプ大統領の意志が働いていた。トランプはこれに先立つ22日、ホワイトハウスでの会見で安倍首相のみを名指し、こう述べていた。
「安倍首相はいいやつだが、その顔はほくそ笑んでいる。それは『こんなに長いこと、アメリカを出し抜くことができたとはね』という笑みだ。そんな日々はもう終わりだ」
安倍首相といえば、世界各国の首脳がトランプ大統領を批判してもひたすらトランプにこびへつらい、唯々諾々で忠実なポチ犬ぶりを徹底してきた。そして一方で「深い信頼関係で結ばれている」「世界で一番、トランプと話ができる」などと吹聴してきた。
ところが、結果はこれである。ようするに、安倍政権は国民の税金で大量に武器を購入させられるなど、さんざんトランプの商売に利用されただけで、ハナから相手にされていなかったのだ。
これは、通商政策だけではない。北朝鮮問題でも同様だ。電撃的に合意した南北首脳階段、そして米朝首脳会談の交渉舞台裏でも、安倍政権は完全に蚊帳の外に置かれていた。
南北首脳会談、米朝首脳会談の交渉も蚊帳の外で情報すらもえらえず
国内外の複数メディアが伝えているように、この間の対北朝鮮交渉は韓国と米政府が連携して行ってきたが、安倍政権は韓国からはもちろん、ポチのように尻尾をふってきた米国からも情報をもらえていなかった。
実際、南北首脳会談実施の発表を受けたときの安倍政権の反応ときたら、まさしく寝耳に水でパニック状態。菅義偉官房長官も「(北朝鮮の非核化については)まず韓国側からしっかりと説明を受ける必要がある」と会見で述べるなど、明らかに米韓からの情報を確保していないことを露呈し、外務副大臣である“ヒゲの隊長”こと佐藤正久参院議員は3月6日の段階で〈慎重に対応しないと。しかも北朝鮮はまだ何も発表していない。この発表は韓国であり、北朝鮮ではない〉などとツイート。官房長官や外務副大臣レベルが、いま米朝韓間でどんな交渉がなされているのか、なにも知らなかったというわけである。
その結果、安倍首相は朝鮮半島の平和的解決に向けた動きが始まって以降も、北朝鮮への圧力、強硬路線を変えないどころか、平和的解決の動きに水を差すような言動ばかりを繰り返し、大恥をかいた。
安倍政権はこの間、「日米は強固な信頼関係があって、北朝鮮に最大限の圧力をかけ続けていく点で完全に一致している」が、融和路線に走る韓国は「米国からにらまれ、見放されそうになっている」などと主張して、御用メディアにも「韓国孤立」などといった韓国叩きの報道をさせてきた。しかし、実際は、米韓に見放され、孤立していたのは、日本だったのだ。
安倍首相を熱烈に支持する信者らは「外交の安倍政権」と盲目的に賞賛するが、これが動かしがたい現実なのである。日本は安倍外交によって失敗し、国際社会から孤立しそうになっているだけでなく、いよいよ、頼みのアメリカからもパージされかけているのだ。
(編集部)