2022年8月31日水曜日

元首相の家族葬に儀仗隊派遣 実弟が/岸田 アフリカ支援に4兆円

 岸信夫防衛相(当時)が7月に行われた安倍晋三家の家族葬に自衛隊の儀仗隊を派遣していたことが分かりました。公私混同もいいところす。国王であるというならいざ知らず、高々元首相に過ぎない人間にそんなことが許されると考えたこと自体が不可解で、岸信夫氏の見識が疑われます。
 こういう問題についてはあとは「まるこ姫」の舌鋒に任すしかありません。
 併せてまるこ姫のブログ「岸田アフリカ支援に4兆円、人への投資頼むから日本国民を先に」を紹介します。
 後進のアフリカ大陸に援助をするのは決して悪いことではありませんが、いま塗炭の苦しみに喘いでいる国内の多数の低所得層を差し置いて4兆円を差し出すとは、あまりにもバランスを失しています。
 そこまでして「外づら」を良くしたいことには軽蔑の念しか湧きません。
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「7月の元首相の家族葬に儀仗隊派遣」安倍一族の私物化、実弟が指示
                         まるこ姫の独り言 2022.08.29
安倍一族の政治の私物化が甚だしい。

個人と公と分けて考えなくてはいけない政治家が、自分達の特権を最大限に駆使して自衛隊を私的な行為に派遣している。

7月に行われた安倍家の私的な葬儀に儀仗隊派遣はその典型例のようなものだ。

 元首相の家族葬に儀仗隊派遣、戦後は安倍氏だけ 実弟・岸防衛相が指示
                   2022年8月29日 06時00分、東京新聞
>7月に行われた安倍晋三元首相の葬儀に陸上自衛隊の儀仗隊が参列したのは、戦後の首相経験者の家族葬では初めてだった。
>防衛省・自衛隊の弔意表明の一環として、安倍氏の遺族の意向を確認し、防衛相の指示で行ったと説明している。当時の防衛相は安倍氏の実弟の岸信夫氏だった。



やはり、権力の暴走を監視するメディアはぜったに必要だ。

安倍政権以降、権力に対して何も言えず暴走を容認しているかのようなメディアが多くて、権力がなにをしても許されると勘違いしてしまっているのが自公政権の面々だ。

今回東京新聞が安倍一族の税金私物化を取材・報道したおかげで、安倍の私的な葬儀でも権力の私物化が明るみに出て来た。

これまでもモリカケ桜など、ほとんどが安倍が政治を私物化してきたもので、なんとなくうやむやにされてきたが、本来は森友学園・加計学園問題も、桜をみる会も、個々でメディアがキャンペーンを張ってよいほどの税金私物化だった。

それも夫婦して税金私物化は目に余るものがあった。

そしてその行政(自衛隊)私物化は、安倍亡き後、当時防衛相であった実弟が指示している。

兄は税金私物化のエキスパートだったが、弟もこれに準じる。

兄弟して行政や税金の私物化を何とも思っていないようで、権力についたら勝手に何でもやれると思っていることに恐怖を覚える。。

そもそも、なんでカルト教会の広告塔であった安倍を、岸田政権が国会にも諮らず閣僚だけで「国葬」と決定できるのか。

税金私物は自民党のお家芸みたいなものだ。
そしてみんな民主主義を理解していない輩ばかりだ。

元総理の兄の家族葬に、防衛相の弟が儀仗隊派遣は、まさに公私混同で国家の私物化そのものじゃないか。

自衛隊は,安倍家の持ち物でも私兵でもない。
それが分からなかった岸も相当な無能と認定せざるを得ない。
止めなかった岸田も同罪だ。


岸田「アフリカ支援に4兆円、人への投資」頼むから日本国民を先に
                         まるこ姫の独り言 2022.08.28
本当に頼むから、アフリカ支援も結構だが、日本国民を先に支援して下さい。

これだけ円安に歯止めがかからず賃金が上がらないまま、物価はかつてないほど上がり、ガソリンは上がるわ、電気代は高騰するわで、日本国民が大変な目にあっているのに、他国を支援している余裕があるとは思えないが、岸田はアフリカ支援をするという。

 アフリカ支援に官民4兆円 首相「人への投資」表明
                         8/27(土) 18:55配信 共同通信
>日本が主導する第8回アフリカ開発会議(TICAD)が27日(日本時間同)、チュニジアの首都チュニスで開幕した。岸田文雄首相は開会式にオンラインで出席し、今後3年間で官民合わせて総額300億ドル(約4兆1千億円)規模の資金を投入すると演説。アフリカを「共に成長するパートナー」と位置付け、「人への投資と成長の質を重視する」と表明した。

人への投資って何を言っているんだろう。

人への投資なら、日本国民を一番にするべきだろうになぜアフリカを重要視するのか。

この記事へのコメントで、この支援金は「外貨(外貨準備高)のため、日本国内では使用ができない。低利の円借款」だそうだが、円借款と言っても日本の権利を放棄してしまう場合も多々あり、いくら外貨と言え、自国の国民に最低限の満足さえ与えない政府が、他国の人への投資へと記事に書かれたら、本当に嫌な気分しか残らない。

しかも「外貨準備高」が天から降ってくるわけでもなく、原資は日銀や財務省の金ではなく日本国民の金だと思うがどうなのか。

別の財源だから問題ないと言われても反感を持つ。

それだけ今の日本国民は、他国へに対しての心の余裕も金もないのに、一方では岸田が〇〇会議の中、すぐに投資表明。

中国がいろんな国へ投資していて、その国が「親中国」になることを警戒しているのだろうが、今の日本はもう中国と対等に渡り合える国ではなくなってしまったのに、まだかつての栄光が頭にあるのかプライドだけは高い。

勿論他国への愛も必要だろう。
発展途上国への支援も、他国の難儀を助けるのも必要だろう。

それは分かっているが、自国の国民が苦しんでいるのに「アフリカ支援」と記事に出たら国民がどう思うか、政府は全然分かっていない。

安倍も外遊と称して夫婦で海外に行き、ビックリするような額をバラまいてきたが、岸田も安倍の道を踏襲しているのか、やけに太っ腹だ。

以前、安倍が海外へバラマキすぎだと記事を書いたら、この時も「外貨準備高」だから問題ないとコメントをした人がいたが、やはり国民感情からしたら、あれだけ海外にいい顔をする総理のニヤケた顔を見ていたら、誰だって不満の一つや二つ言いたくなる。