市民団体「安倍改憲NO! オール川崎」が主催する「安倍改憲に反対の意思をアピールする集会」が21日、川崎市の中原平和公園で開かれます。
同団体は、安倍政権が目指す憲法9条への自衛隊明記を許せば「再び『戦争をする国』に変えられてしまう」との危機感から2月に結成されました。
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「安倍改憲反対」訴え 21日、川崎・中原で市民集会
神奈川新聞 2019年4月19日
安倍晋三政権による憲法改正に反対の意思をアピールする集会が21日、川崎市中原区の中原平和公園で開かれる。市民団体「安倍改憲NO! オール川崎」(代表・川口洋一学習院女子大名誉教授)の主催。自衛官の募集に市が市民の名簿を提供して協力している問題についての報告もある。
同団体は、安倍政権が目指す憲法9条への自衛隊明記を許せば「再び『戦争をする国』に変えられてしまう」との危機感から2月に結成。個人から市民団体、労組、野党に幅広く参加を呼び掛けている。
市が自衛隊に募集対象者情報を名簿で提供している問題を巡っては、「住民基本台帳法や個人情報保護条例に違反している上、実質的に徴兵制へつながるもの」と中止を求めており、集会で川口代表が経過などを報告。中学生の孫に自衛隊高等工科学校から勧誘が届いた女性が、感じた不安を語る。ゲストスピーカーに招いた憲法学者の清水雅彦日体大教授による、自民党改憲案の問題を指摘するスピーチもある。午後2時から。問い合わせは、電子メール(fu9chan@outlook.com)。