2020年4月25日土曜日

25- 「4日間経過を見て」 そんな事は言っていないと釜萢委員(まるこ姫の独り言)

 国民はこれまで「375℃以上の発熱が4日続いたらまず『相談窓口に電話』を」と教えられてきました。しかし専門家会議メンバーの釜萢(かまやち)敏氏は22日、
2月に出した受診の目安に対しては ~『4日間経過を見てから』というように受け取られましたが、それはそうではなくていつもの状態と違う状態が4日も続いた場合、普段は受診されなくても今回は是非まずは電話で相談をされて頂きたい(要旨)」
という趣旨だったと述べました。「何で今になってからそれをいうのか」と唖然とします。
 報道されている範囲でも、自宅に4日間寝ている間に重篤化したり死亡したりした事例が沢山あるというのに、なぜもっと早くそうした修正を行わなかったのでしょうか。
 まるこ姫の怒りのブログを紹介します。
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専門家会議「熱が出ても4日は自宅待機」今になって「そんな事は言っていない」

まるこ姫の独り言 2020.04.24
「専門家会議」は無責任にもほどがある。
今日のモーニングショーを見ていたら、玉川が
>熱が出ても4日は自宅待機と思っていたのに今頃になってそんな事は言っていない
と言っている専門家がいると。
パネリストの岡田氏でさえ、全く知らないようだった。
番組の出演者全員が騒然となって寝耳に水のような顔をしていたが、岡田氏が「玉川さん、検証をお願いします」と頼んでいたのが印象的だった。

はあ?
それにしても驚くべき事実で本当にびっくりした。
ほとんどの国民は、熱が出ても4日間は自宅待機と言われてきたから、多くの人が高熱でも我慢に我慢を重ねて受診を遠慮していた。と私は思う。
そういう国民性で辛抱強いのだ。
お上になるべくなら迷惑を掛けたくないと言う意識が働く。
それを、今頃何言っているんだ?

ネットでは即座にこの発言元は釜萢だと。
なるほど、釜萢かまやちと言う人物は日本医師会の常任理事で専門家会議のメンバーだが、しょっちゅうこの人が専門家会議で議論した中身の説明をしている。

 釜萢 (4月22日の専門家会議の後での発言)
2月のときに目安が出まして、受診の目安に対しては特にいつもと体調が違うということに対して4日間経過を見てくださいというようなメッセージというふうに取られたんですが、それはそうではなくて、体調が少し悪いからといってすぐ皆さん医療機関を受診されるわけではないので、少しいつもと違うという症状が続いた場合には、もう少なくとも4日も続くというのであれば、普段はあまり受診をされなくても今回に関しては、ぜひ相談をしていただきたい、まず電話で相談をして、そしてその相談の結果、受診が必要になれば医療機関を受診していただきたいという、そういうことでありました。

ほとんどの人が専門家会議が発信してきた「4日間は熱があっても自宅待機」を信じて、4日間は体調が悪くても受診せずに辛抱していたのではないか。
それをいまさら、この責任逃れ的な発言は何なのか。

しかも、国民が誤解していたと言う事ならなんで2カ月も国民に思い込ませていたのだろう。
「我慢せずに受診してくれ」と3月に発表すればよかった。
今になって軽症者でもいつ容体が悪くなるか分かってから、こういう事を言うのは止めてもらいたい。。
コロナの恐ろしさが分かってきた今、政府の方針転換を誤魔化して、受け手の問題だと言うのは卑怯すぎる。

もっと早くに、国民に対して具合が悪ければすぐにでも医療機関で受診するようにと周知徹底していたら、死なずに済んだ命は数えきれないほどあったのではないか。

その前に、 受診者が院内に入らずに済むように、外にテントなり仮設住宅なり作って検査を積極的にしてグループ分けしていたら、早い段階で感染者を特定することができていた。
そもそも感染しているのに軽症だから自宅待機と言う発想がおかしい。

初期の段階で韓国式ドライブスルー検査を実践していたらと思うと、返す返すも残念だ。。。
この体たらくでは「専門家会議」と言う組織も右往左往していると言う事か。

政府もすべてが後手後手だし、誰を信用してよいやら。
明日は我が身でいつ自分に降りかかってくるか考えただけでも恐ろしい。