2018年9月5日水曜日

皆さんに私の悪事を被っていただいたと安倍首相

 総裁3選を狙う安倍首相の陣営が3日、ホテル「ニューオータニ」で決起集会を開き、そこで安倍首相は58カ月の成果 (?!) を振り返った一方で申し訳なさそうに3回も「至らぬ私ではありますが」と繰り返し、さらに「私の不徳の致すところからさまざまな批判があり、それを議員の皆さんに被っていただいた大変だったと思う」と何を今さらの 低姿勢を演じて見せたということですこの際は殊勝に振る舞った方が良いという判断からなのは言うまでもありません。
 
 まるこ姫はブログの中で「大きな驚き」だとし、ついでに「自民党」は「ゴロツキ、反社会集団」なので「悪党」と名前を変えた方が良いと大胆な提案をしています。(^○^)  まことに鋭いことを言うものです。
 まあ、そこまで自覚すれば本物だけど  という意味なのでしょう。
 
 日刊ゲンダイはこの決起集会に関連して、「細田派が自派の議員に安倍支持の“血判状”を強要」したとする記事を2本出しました。勿論「血判状」というのは比喩で、連名の誓約書(連判状?)のことなのですが、それにしてもやはり大時代的で、自派の議員さえも信用していないのかという異様な事態です。
 もうガキの年代はとうに超えた人たちにそんなことを強要すれば、どんな反応が起きるのか考えなかったのでしょうか。
 常識を持つ人であれば誰もが首を傾げる人間を、ひたすらトップに担ごうと必死になっている人たちには、それが似合いなのかもしれません
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皆さんが(私の悪事を)被っていただき、大変だったと思う by安倍晋三

まるこ姫の独り言 2018年9月4日
   動画のURLhttps://youtu.be/9ZTYR0f62YE 
 
私の不徳の致すところから、様々な批判がありそれをみなさんが、被っていただいた。大変だったと思います。
自由民主党は、そういう時こそ、一致結束する。
これがわが党の強さであります。
 
わ~驚いた。
安倍首相の色んな悪事を周りが被った。
自ら認めている、
自由民主党は、この犯罪かもしれない首相の悪事をもみ消すために一致結束する党だと、白状している。
これが自民党の強さだと。
すごい事を言っている。

もう、自由民主党ではなく「悪党」と変えた方が良い。
この党は、安倍首相と一致結束して、この国を私物化して無茶苦茶にしている。
どこまで腐っているのか、どこまで狂っているのか。
 
身内の党員の石破にさえ、皆で寄ってたかって苛め抜き、消そうとしているが、「正直・公正」を駆逐するつもりか。
自民党 =ゴロツキ、反社会集団。
もはや、この党には国民の声など何も届かない程、聞く耳持っていないし、まだまだこの党は暴走するよ。
しかし、ここまで壊れてしまったとは・・・・・恐ろしい。
 
 
“血判状”強要が裏目…安倍陣営の船出に漂ったお寒いムード
日刊ゲンダイ 2018年9月4日
 総裁3選を狙う安倍首相の陣営が3日、東京・千代田区のホテル「ニューオータニ」で決起集会を開催。合同選対本部の発足を発表した。安倍首相は出席者346人を前に3選への決意を語ったが、会場は寒~い雰囲気。講演では5年8カ月の成果を振り返った一方で“謝罪”とも取れる発言を連発していた。
 
 講演で安倍首相は申し訳なさそうに、3回も「至らぬ私ではありますが」と繰り返し。さらに、モリカケ問題を念頭に「私の不徳の致すところからさまざまな批判があり、それを(議員の)皆さんにかぶっていただいた」と釈明した上で、「大変だったと思う」とポツリ。何を今さらだが、国会での居丈高な態度と打って変わって、気持ち悪いくらいの低姿勢に終始した
 声には張りがなく、いかにも自信なさげ。そんな空気を感じ取ってか、一部の聴衆は冷ややか。出席者の3分の1は議員の代理出席者ばかりで、気乗りしないのか後方席に固まりスマホをイジったり、コソッと電話したりと「心ここにあらず」の状態。最終盤の「ガンバロー!」コールでも、恥ずかしそうに拳を上げる程度で、タイミングは皆、バラバラだ。
 
 見かねた事務局次長の木原稔衆院議員が、「告示日の9月7日の出陣式は、秘書の方でなく必ずご本人に出席いただけますようお願いいたします」とハッパをかける始末。お寒い状況の原因はハッキリしている。各派閥幹部が所属議員に安倍支持の意思を署名させた“血判状”のせいだろう。
 
■「いかにも“上から”という雰囲気」
 安倍首相の出身派閥の細田派議員も〈必ず(安倍首相を)支持することを誓約する〉などと記された誓約書に一筆書かされ、発足式での提出を求められていたのだ。
 発足式に出席した議員も「ここまで一丸となってやってきたのに、なぜ今さら誓約書など書かせるのか」「もっと謙虚であるべきなのに、いかにも“上から”という雰囲気だ」といった反発の声を日刊ゲンダイに打ち明けたほどだ。
 
「“血判状”を迫るなど、ヤクザまがいの脅しで、常識では考えられません。中には『ここまで信用されていないのか』とショックを受けた議員もいるでしょう。安倍支持の引き締めが狙いだったのでしょうが、出席者の3分の1が代理だったことを見ても“血判状”強要は裏目に出ました。もともと細田派内はバラバラだと聞いていますが、今回の一件でさらに拍車がかかるでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)
 
 毎日新聞の世論調査では次期自民党総裁としてふさわしい候補として、安倍首相は32%。対立候補の石破茂元幹事長に29%と僅差に詰め寄られた。いよいよ安倍首相も焦りの色が濃くなってきた。 
 
 
安倍首相またも小心露呈 細田派に“血判状”強要のデタラメ
日刊ゲンダイ 2018年9月4日
 安倍首相が圧勝3選を狙う自民党総裁選は前代未聞のデタラメだらけだ。連続2期6年までだったルールを3期9年に延長。さらに、安倍出身派閥の所属議員に“血判状”を強要したという。さすがに党内からも反発の声が上がり始めている。 
 安倍出身派閥で党内最大の細田派(94人)は、所属議員に安倍を支持する誓約書に署名させ、3日発足した合同選挙対策本部に提出。文面は〈全力を尽くして応援するとともに、必ず支持することを誓約する〉などと露骨だ。安倍支持の麻生派と二階派がすでに所属議員の署名付き推薦状を作成していたことから、細田派幹部は「他派閥と足並みを揃える必要がある」と説明しているというが、いかにも取ってつけたような理由だ。
 
 政治評論家の本澤二郎氏は言う。
「首相の出身派閥が所属議員に“血判状”を迫るなんて聞いたことがない。ヤクザまがいの脅しですよ。裏を返せば、細田派ですらバラバラで、国会議員票7割確保なんていう報道はインチキだということ。締め付けないと、どう転ぶか分からないのです。ところが、かえって派閥内の不協和音は高まっている。首相側近の西村康稔官房副長官や萩生田光一幹事長代行あたりが、論功行賞欲しさで主導したのかも知れませんが、ここまでやるかと呆れる声が広がり、むしろ逆効果になっています」
 
■選対発足式は全員参加の至上命令
 合同選対本部の発足式を巡っても、陣営議員は全員参加の至上命令。その意図は圧倒的な力を見せつけ、対抗馬の石破茂元幹事長に流れる地方票を引きはがすためだ。現職有利が選挙の常識なのに、安倍陣営が過剰拘束に走るのはワケがある。
「強権政治を振るう安倍首相ですが、実は人の目を見て話すのが苦手なほど気が小さい一面がある。実直に戦う石破の姿に焦りを感じ、勝利が確実視されても、不安で仕方がないのでしょう。そうした心理を側近らが忖度して、異常な総裁選に拍車を掛けている」(自民ベテラン議員)
 過ぎたるはなお及ばざるがごとし――。マトモな感覚を持ち合わせていれば、ファッショ丸出しの“安倍気質”は鳥肌モノ。潮が引くように地方票が離れていく展開もあり得る。