2018年9月21日金曜日

戦争法強行3年 日比谷野音の反対集会に4800人

 憲法違反の戦争法(安保法制)の強行採決から3年となった19安保法の廃止や安倍政権による九条改憲発議の阻止などを訴える集会が、日比谷野外音楽堂で開かれました。
「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の呼び掛けに4800人が集り、「戦争できる法律いらない」「改憲発議、必ず止めよう」とシュプレヒコールを上げました
 
 安倍政権は、シナイ半島での多国籍監視軍への参加を画策し、南シナ海での自衛隊の演習を公表するなど、既に戦争法を手掛かりにした自衛隊の海外活動に踏み出しています。
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戦争法強行3年で集会 デニー勝利のために連帯
東京・日比谷野音に4800人
 しんぶん赤旗 2018年9月20日
 憲法違反の戦争法(安保法制)の強行採決から3年となった19日、「総がかり行動実行委員会」などが東京・日比谷野外音楽堂で行った大集会には、会場に入りきれないほどの4800人(主催者発表)が参加し、「武力で平和はつくれない」と声を上げました。
 
 集会には、各野党の代表や市民が次つぎとスピーチ。沖縄県知事選での玉城デニーさんの勝利、改憲の動きを阻止するため、「市民と野党はさらに力を合わせていこう」と訴えました。
 主催者あいさつした高田健さんは、「戦争法は絶対廃止しかない」と強調し、沖縄県知事選で「デニーさん勝利のために連帯していこう」と訴えました。安倍首相が、次の国会にも改憲発議を狙っているもとで、「市民と野党が一緒になって、改憲策動を許さないたたかいを広げていこう」と呼びかけました。
 
 さまざまな人が連帯あいさつ。安全保障関連法に反対する学者の会の上野千鶴子さん(東京大学名誉教授)がスピーチ。沖縄から、沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが訴えました。
 日本共産党の小池晃書記局長があいさつし、「戦争法強行は平和を危険にさらしただけでなく、底なしの政治モラルの崩壊をもたらした。市民と野党の本気の共闘で、安倍政権を倒そう」「当面のたたかいは沖縄県知事選です。安倍官邸対『オール沖縄』の玉城デニー候補のたたかいで、辺野古新基地建設を許すかどうかが争点です。必ず勝ち抜こう」と呼びかけました。立憲民主党の福山哲郎幹事長、国民民主党の小宮山泰子衆院議員、衆院会派「無所属の会」の大串博志幹事長、社民党の吉川元幹事長があいさつしました。ステージの上で揃って手をつなぎ、会場の参加者と一緒に「結束して頑張ろう」とアピールしました。
 
 
「9条改憲の発議阻止を」 安保法成立3年、都内で集会
東京新聞 2018年9月20日
 他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とした安全保障関連法の成立から三年を迎えた十九日、安保法の廃止や安倍政権による九条改憲発議の阻止などを訴える集会が、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれた。護憲団体などでつくる「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の呼び掛けに四千八百人(主催者発表)が集い、「戦争できる法律いらない」「改憲発議、必ず止めよう」とシュプレヒコールを上げた
 
 安倍晋三首相(自民党総裁)は二十日投開票の総裁選での三選を念頭に、秋の臨時国会で党の改憲案を提出する意向を示す。また、安倍政権は安保法に基づき、エジプトでの多国籍軍の停戦監視活動に陸上自衛隊員の派遣を検討している。次々にマイクを握った市民団体や野党各党派の代表者らは、「国民は改憲を望んでいない」「首相が目指す九条改憲は、憲法違反の安保法を追認するためのものだ」と批判した。
 
 沖縄平和運動センター議長の山城博治さんも登壇。沖縄県名護市辺野古(へのこ)の新基地建設の中止を訴えた。参加者は、建設に反対した故翁長雄志(おながたけし)知事の遺志を受け継ぐというメッセージを掲げた。
 
 埼玉県久喜市の主婦中島英美子さん(73)は「とにかく九条を壊されたくないとの思いで参加した。自衛隊の活動を広げるよりも、日本中で起きている自然災害の対策にお金を使ってほしい」と話した。(宮尾幹成)