2018年9月19日水曜日

19- 高校生1万人署名活動 19期実行委が結成集会

 核兵器廃絶を訴える署名を集めている「高校生1万人署名活動実行委員会」は17日、長崎市内で第19期メンバーの結成集会を開きました。集会には県南地区の高校生ら27人が参加しました
 全国の高校生のメンバーが1年かけて集めた署名を2001年から、毎年夏「高校生平和大使」がスイス・ジュネーブの国連欧州本部へ届けて来ました
 
 平和大使は10月5日に発表予定の今年のノーベル平和賞の候補に挙がっています
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高校生1万人署名活動 19期実行委 結成集会 長崎
SNSを積極活用 核問題の勉強会開催
長崎新聞 2018年9月18日
 核兵器廃絶を訴える署名を集めている「高校生1万人署名活動実行委員会」は17日、長崎市内で第19期メンバーの結成集会を開いた。会員制交流サイト(SNS)を積極活用し活動の輪を広げることや、核問題への知識を深める勉強会開催など今期の目標を決めた。
 集会には県南地区の高校生ら27人が参加。それぞれ自己紹介や決意表明をし、これまでの活動報告もあった。初参加の創成館高2年、森沙緒里さん(17)=諫早市=は「友人から誘われ、勇気を出して参加した。高校生だからこそ感じることを伝えたい」と語った。
 
 署名活動は2001年に始まり、毎年夏、全国のメンバーが1年かけて集めた署名を「高校生平和大使」がスイス・ジュネーブの国連欧州本部へ届けている。平和大使は10月5日に発表予定の今年のノーベル平和賞の候補に挙がっている
 8月時点の累計署名数は約179万筆。そのほとんどが国連欧州本部に保管されているが、保管の余力がなくなっている。このため平和大使側は今後、署名用紙をいったん提出した後、持ち帰り、データ化した署名を保管用として同本部に提出することを検討している。