2020年8月6日木曜日

06- 臨時国会の早期召集を強く求める 市民連合声明

市民連合」が3日、「臨時国会の早期召集を強く求める 市民連合声明」を出しました。

 安倍首相は野党から出されている臨時国会召集の要求に対して、ぶら下がり会見で記者に「臨時国会については、コロナ対策を含め諸課題を整理した上で」10月以降に開く方向で と答えています。一体何を考えているのでしょうか。
 まるこ姫の怒りのブログを併せて紹介します。
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臨時国会の早期召集を強く求める 市民連合声明

 立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党などの野党は、7月31日、大島衆議院議長と面会し、憲法53条の規定に基づき、臨時国会の召集を求める要求書を提出した。市民連合としてもこの要求に賛同し、早急に臨時国会を召集するよう、強く求めるものである。

 7月に入り、東京都を中心に新規感染者が増えつづけている。現在では愛知、大阪、福岡といった大都市部だけでなく、全国各地で、最多の感染者数の更新があいついでいる。しかし安倍政権は、官邸官僚主導の不公正かつ非効率な経済政策にまい進し続けるのみであり、感染症対策について、国民に対する説明責任を何ら果たしていない。
 本来であればPCR検査の拡充によって、感染者を把握し、隔離することによって感染拡大を防止することが必要である。このことによって、はじめて、感染拡大防止と、社会経済活動とを両立することができるようになる。しかしPCR検査の件数はいまだに諸外国と比べても著しく低いままだ。

 政治の最大の使命は、いのちと暮らしの選別を許さないことである。しかし、いま、人々の暮らしは破壊されつつある。雇用や教育、医療や福祉など、最も社会生活にとって必要な部分が危機に瀕している。医療崩壊を防ぎ、収入が減少している人々の生活を一刻も早く救済すべきだが、安倍政権は、場当たり的な政策を連発するのみであり、その責任を全く果たしていない。
 第2次補正予算に計上された10兆円の予備費を、今こそ迅速かつ効果的に執行すべきである。そのためには与野党が、現場の声を聞き、衆知を集めて対策を作り出し、政府に実行を迫ることが不可欠である。
 安倍首相は「4月の緊急事態宣言時とは大きく状況が異なっている」と述べているが、国民は、感染者の増加が続く事態がこのままで収束するのか、疑問を抱いている。感染が生じた際の具体的な防止策や、感染増が抑制されない場合の病院やホテルなどの施設の確保状況などについても、情報開示があまりにも不足している。政府の対応に業を煮やした東京都医師会が、異例の対応として、臨時国会の開会を強く要求したことを、重く受け止めるべきだ。

 そのうえ、豪雨災害への対応もある。まさに、非常事態ともいえる今、政治の停滞は許されない。Twitterデモ「#臨時国会の開催を求めます」も拡大しつつある。政府与党は、これら世論に耳を傾け、新型コロナウイルス対策や豪雨災害への対応について、早急に臨時国会を開会し、安倍首相出席のうえ、すみやかに国会審議を開始すべきである
2020年8月3日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

ノンキな安倍「諸課題を整理した上で臨時国会を召集」国会を開くのが嫌なら退陣したらどうか
まるこ姫の独り言 2020.08.05
本当にいい加減にしてくれ。
これを見たら一目瞭然、すべてぜ~んぶ自分達の都合が優先
10月以降に臨時国会を召集する方向って何なんだよ。 高い歳費を貰っているのだから国民の都合を優先するべきじゃないか。
どうして内閣改造や自民党人事が、国民の苦しみより優先するのか、誰か教えて欲しい。

国民が苦しみ抜いているのに、10兆円の予備費があるから国会を開く必要がない?はあ?
いつも思う事だが、国会議員は誰のため、何のためにいると思っているのか。
自民党支持者だって、二世三世アホボンを遊ばせておくために、国会議員にしたわけではないと思うが。

自民党支持者以外は、少なくとも私は、内閣改造や自民党役員人事など何の関係もないし興味もない。

とにかく、4の5の言わずに、すぐにでも国会を開いて今のコロナ感染拡大をどうやって抑えていくのか、国はどう対策をしていくのか、国民の前にすべて明らかにすべきだ。
野党の質疑が怖いからと言って逃げるわけには行かないのが分かっていない。
怖くて国会が開けないなら、今すぐ辞めてもらって結構だ。

吐血したと言うのも、本当か?
国会を開くのが嫌だから吐血したと言う事で乗り切るつもりならお門違いだ。
吐血するような病気持ち(失礼)に、この難局を乗り切ることができるのか。
替わりの人間が指揮を執った方が、今よりスムーズに物事が進むのではないか?

とにかく今の課題、コロナ禍をどうやって乗り切っていくか、それを考えるのが国会議員の仕事だろうに。
所が未だに、国会を閉じた後はぶら下がりには応じるが会見も開かず、臨時国会召集にも、課題整理の上で与党と相談とノンキに応える安倍首相。

  8/4(火) 18:43配信 ABEMA TIMES
>記者から重ねて「諸課題を整理してる場合じゃないですよ!感染者増えてますよ!逃げないでください!」との声が飛ぶ中、安倍総理は記者団の前を後にした。

記者は、どんどんいうべきだ。

本当に、誰が考えても課題整理をしている場合じゃない。

感染者は日を追うごとに増加していて、以前児玉教授が国会で危惧していたようなことが今起きているのだ。
どうして一国の首相ともあろう人間が、そこまで他人事でいられるのか。
日頃から、「わたしには国民の生命財産を守る義務がある」と言ってきた人間が、いざ難事になると、どうしてここまで他人事でいられるのだろうか、私にはわからない。
一刻も早く国会を召集して、法改正をしたり、コロナウイルス感染拡大を抑えるための対策を立てるなり、それがこの国を指揮する人の務めだろうに。

はっきり言って、今は司令塔不在の状態で無政府にも等しい。

記者は総理にいつまでも忖度していることはないし、今の現状を安倍首相にしっかり伝えるべきだ。
それでなくても、「ぶら下がり会見」と言うのは、安倍首相の言いたいことしか言わない場だと言う事が良くわかる。

今日から、聞こえないフリをしている安倍首相に対して、拡声器付持参で国民の声を代弁して欲しい。