2020年8月11日火曜日

11- 長崎での会見 安倍首相の手には質問&答の原稿(まるこ姫の独り言)

 安部首相の記者会見はおろか官邸などでのぶら下がり会見でも、質問事項は予め通告されたものであることがつい最近明らかにされました。

 9日、長崎での会見が終了し、首相がその回答用の原稿を持ち上げた瞬間を望遠レンズで撮った写真(或いは動画の一部)に原稿の一部が写っていました(それまでは机上の花の陰になっていて見えませんでした)。
 それを見ると原稿は横書きで、上に質問事項が四角の枠内に書かれていて、その下に回答文が書かれていました。
 質問事項の左上には「質1」と、また回答文の左上には「答1」と書かれているので。1問目の回答文であることが分かります。質問文の文字は通常のサイズ(11ポイント?)であるのに対して、回答文は読み上げやすいように14~16ポイント?ほどの大きな文字になっていました。

 因みに質問事項は2問で、1問目は現地記者団を代表して毎日新聞の記者が、2問目は随行記者団を代表して読売新聞の記者が行い、追加質問は受け付けず2問目の回答が終わると早々に首相は原稿を持ち上げて立ち去りました。
 所要時間は、1問目が約1分、その回答が4分弱、2問目が1分30秒、その回答が10分40秒で計17分余りでした。

 ブログ「まるこ姫の独り言」を紹介します。
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長崎の原爆の日、安倍首相の手には質問&答えが書かれているカンペが!
まるこ姫の独り言 2020.08.10
事前に質問を提出させ、官僚がそれに沿った原稿を書いて安倍首相は読み上げるだけ。
は、多くの人が共有してきたが、今回、安倍首相の手の原稿で、質問、その下に答えが書かれている写真が出回っている。

嗚呼、このけだるげな表情は!
Eez2zgucaapzdu
これから会見を開いて、政府と言うか、総理として自分がどのように国を導いていくのか、「国民の命と健康を説いて安心して貰う」が、かかっているのに、この緊張感を欠いた表情はなんなんだろう。
今までの虚勢さえどうでもいいのか、やる気がまったく見えない。

答えが書いてある原稿を読むだけなら、安倍首相にとって緊張感など必要ないだろうが、国民にしたら情けない思いが募る。

しかし、記者クラブも記者クラブだ。
安倍政権誕生後、会見の度にいつも初めに質問文を提出し、それに沿った答えを用意する安倍首相に従順に従ってきたわけだ。
どうしてこんな、ジャーナリズムを否定するような行為を唯々諾々と行ってきたのか。

答えまで印刷してあると言う事は、何時間も前に記者に事前提出させていたと言う事か。。
と言うか、何日も前に質問文を提出していたのかもしれない。
そして官邸側の用意が、質問は小さく、答えは大きく(老眼だから)
知っていたこととはいえ「問」「答」が生々しい

しかし、答えを少し見ても、いつも声高に語っている言葉と何も変わらない。
特別、新しい文言は加わっていず、しょっちゅう使う文言だったら、印刷するほどの事でもないと思うが。
この程度の文言くらい暗記しないのだろうか。

しかし、本来なら見せてはいけないカンペを、いみじくも視聴者側に見せてしまったのが安倍首相本人で、もう緊張の糸が切れてしまったのか。

記者質問がたったの2問で、それに答えた後は、追加質問も受け付けず、わき目も振らずに帰ってしまったところを見ると、表に出てくるのが嫌で嫌で仕方がないのかもしれない。

早くゴルフやバーベキューをやって英気を養いたいなあ。。。
が本音か?

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会見動画 ⇒ https://youtu.be/NWDvQW5daB0?t=9 (時間17:23)